刈野 勉三


 キテレツ大百科の三大トラブルメーカーの一人で、木手家の隣のボロ屋に住んでいる浪人生。キテレツ達からは勉三さんと呼ばれて親しまれている。山形県の出身で大学に進学するために東京へ上京してきた。しかし志望校である高尾大学経済学部に合格するまでに6浪もする事になる。7浪は無事に回避し、念願の大学生活に突入するも、かなりの貧乏でアルバイトをしながらギリギリ生計を立てている状態。そのアルバイトも多様で、学校やスキー場の警備員からオフィスの清掃員、家庭教師、花屋さんの店員と様々である。しかもクビになるケースがかなり多いのも特徴だ。お金が尽きると、畳を引っぺがしてお金を探すということもある。
 6浪もしているだけのことはあって(?)結構知識は豊富で、キテレツ達が聞きにくることもしばしば。木手家や八百八との親交もあつく、何かとお世話になり、お世話している。 アニメ中期には普通自動車の免許を取得し、赤いレトロな車を購入した。最初は緊張して酷い運転であったが、じょじょに慣れてきたのか、キテレツ達を乗せて山形へ帰省したり、誘拐されたコロ助を救助しにいったりとかなり活躍している。しかし車はボロなので、エンストやオーバーヒートなど、故障は付き物。坂道なんかでは大変である。 
 そんな勉三さんの最愛の彼女が友紀さんだ。頭良し、顔よし、性格良しと三拍子揃ったこの人は正直、勉三さんといるときが一番似合わない。勉三さんは友紀さんと喧嘩したりすると「友紀さんにふられた」と食も喉を通さず、寝込んでしまう始末である。ここでキテレツは二人の仲を修復する為に、あれこれと発明品を開発するが、あまり大成功といったことは少ない。余計に傷が深まることの方が多いのではないかと思われるほどだ。こうなると勉三さんはますます、落ち込んで蒸発することもある。しかし友紀さんは勉三さんのよきところを知っており、決して捨てたりはしない。自分が悪い部分はきちんと認め、勉三さんに謝る。これで勉三さんもホッとして普段の生活に戻れるのだ。
 別に落ち込むのは友紀さんにふられた時だけではない。ほんとうに些細な事でも悩みこんで、キテレツに相談に来ることもしょっちゅうだ。


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