木手 英一


 
表野小学校に通う、ごく普通の5年生。みんなからはキテレツと呼ばれている。Kの文字の入った赤い帽子と四角い大きな眼鏡がトレードマーク。コンピュータや電子機械にめっぽう強く、一般的な家電製品を直し たり、作ったりするのはお手の物である。そんな少年もやはり王道といいますか、ワンパターンといいますか、やっぱり運動が苦手。体育ではいつもクラスの笑い者になり、運動会ではいつも邪魔者扱いされる。が、英一本人は全く気にはしていない。ただ両親のみち子や、英太郎はこんな英一を情けなく思っている。
 そんな英一の人生を大きく変えたのが祖先の奇天烈斎であり、その奇天烈斎が記した全四巻から成る奇天烈大百科であった。現在の科学よりも化学が信じられ恐れられていた時代に、通常ではありえないような発明品を生み出した天才奇天烈斎が子孫に残した遺訓の書、奇天烈大百科。英一はこれを使ってさまざまのを作っていく。
基本的に正義感が強く、曲がったことを好まない。いちどのめり込むと夢中になりやすく周囲が見えなくなりがちで、みち子に怒られたり、みよちゃんと喧嘩になったこともあった。挙句の果てに英太郎に大百科を没収される事も。
 2階にある研究室(キテレツの部屋)にはパソコンが置いてあって主に研究に利用しているようだ。いつの頃からか、パソコンに大百科の内容を入力して 、簡単に閲覧できるようになった。室内は散らかっているということは無く、常に整理整頓がいきとどいていおり、小学生にとって必須ともいえる漫画は無く、図鑑や事典といったものが置いてある。
 発明品はブタゴリラ、コロ助、勉三さんらの為に作成する事が多く、自分の利を求めて作ることはほとんど無い。作った発明品は押入れや物置にしまってある。奇天烈斎の教えを忠実に守り、発明品を営利目的で使用することは滅多にない。
 初期には神通鏡と普通の眼鏡をかけ変えていたのだが、初期後半からは普段から神通鏡をかけるようになった。


 全話登場
 

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